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2021/05/11
BLOG 「こっそり教えちゃいます! 良い工務店選びのコツ」
こんにちは! 夢広の西山です。
今回は「良い家を建ててくれる、良い工務店選びのコツ」についてご紹介します。
ちなみにここで言う「良い家」とは、「気密性・断熱性がきちんとある家」。そして「良い工務店」とは、そうした「気密性能・断熱性能を数値化して証明する事の出来る工務店」のことです。
■気密性・断熱性を重視した家づくりをしている会社はまだ少ない
家づくりを行ううえで、気密性・断熱性は重要な要素のひとつです。
隙間がたくさんある家、断熱性能の低い家は、光熱費がやたらと掛かったり、ヒートショックの危険があったりして、オススメできません。
最近はインスタグラムなどでも「C値」や「UA値」といった専門用語のハッシュタグが付いた投稿も増え、気密性や断熱性の重要性が世間でも認知されつつありますよね。
しかし、現実的にはまだまだ気密性・断熱性にキチンとこだわって家づくりをしている会社は、少ないのが現状です。
※「UA値」…家の断熱性能を示す数値。低いほど断熱性が高い
※「C値」…家の隙間面積を示す数値。低いほど気密性が高い
■「C値」が測定出来るか否か?ひとつの見極めポイント
その会社が、家の気密性を重視した家づくりをしているか?
それを見極めるポイントのひとつが「C値」です。
「UA値」は図面から計算する事ができる数値なので、比較的計算しやすいのですが、その数値通りに家が建てられるかどうかは、気密性能(C値)と深い関わりがあるからです。
UA値の数値はあくまでもC値が「0.0」の場合の数値であり、C値の数値が良くない場合は、それに伴い実質的なUA値の数値も悪くなってしまいます。
せっかく、断熱性能にこだわってお金をかけて良い断熱材やサッシを取り付けても隙間だらけのお家では実質の断熱性能(UA値)は悪くなってしまいます。
また「C値」は家が建った後、実際に測定する数値です。これは気密性に自信がない会社は測りたがりません。
「C値の測定ができますか」と質問して、快く応じてくれる会社さんなら安心です。
ちなみに、R+の家はC値1.0以下が標準的な仕様ですが、当社では、C値0.5以下を実現しています。(平成11年次世代省エネ基準における気密性能基準では、北海道の基準で2.0です)。