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2022/06/27

家庭用蓄電池のメリットを最大化するコツ

太陽光発電で作った電気は、そのままでは貯めておくことができません。必然的に自宅ですぐに使うか、電力会社に売電するかの2択になります。そこで設置を検討したいのが「蓄電池」。

住宅用の蓄電池があれば、作った電気を一旦貯めておき、使いたい時に使うという第三の選択肢が生まれます。

ただし蓄電池は安いものではないので、メリットを最大化するには設置のタイミングや、我が家のライフスタイルにあった蓄電池を選ぶなど、いくつかのコツが必要に。

天気の悪い日こそ使いたい家電製品も、電気代が気になり自粛・・・これでは便利なはずの太陽光発電がストレスのもとになってしまいます。

このコラムでは、太陽光発電の利便性を高めてくれる蓄電池について、知識を深め上手に利用していきましょう。

 

目次

・家庭用蓄電池のメリット2つ

・家庭用蓄電池の種類はいろいろ。かしこい選び方は?

・ちょっと注目、変わりダネ蓄電池

・蓄電池の有用度は、今後格段にアップ!

 

家庭用蓄電池のメリット2つ

家庭用蓄電池は、電池容量が10kWh以下の比較的コンパクトな蓄電池です。

太陽光発電と合わせて自宅に設置するメリットは、ざっくり下記の2つ。

1. 売電・買電量を効率化できる

2. 災害時や停電時に安心できる

もっとも大きいメリットが、1の「売電・買電量を効率化できる」点でしょう。太陽光発電の「貯めておくことができない」デメリットを補います。

具体的には、夜間の安い電力を蓄電池に貯めておき、朝や夕方の自宅での使用電力に当てます。そして昼間太陽光でつくった電力は、高い価格で電力会社に買ってもらいます。こうすることで高い電力を買わずにすむだけでなく、高い価格で多くの電力を売ることができ、収入アップが期待できます。

また甚大な自然災害が増えた昨今では、2についてもぜひ注目したいところ。家庭用蓄電池にはコンセントが付いていて、停電時に電化製品のプラグを直接差し込んで使うことも可能です。

家庭用に多い5.0kWh程度の電池容量なら、照明や冷蔵庫、携帯電話の充電、こたつ(弱)やテレビ等、必要度の高い家電を一晩程度使うことができます。

 

停電時は普段の生活ができないことで、精神的にも疲弊しがち。また情報が得にくくなりますから、テレビやパソコン、携帯電話の充電など、少しでも電気が使えれば大きなメリットになりますね。

 

家庭用蓄電池の種類はいろいろ。かしこい選び方は?

家庭用蓄電池は、各メーカーから多くの種類が発売されています。

まず電池の種類では、リチウムイオンと鉛式の2種類がありますが、現在はリチウムイオンが主流。リチウムイオン式なら補助金が出ることもあるので、こちらを選ぶ人が多くなっています。蓄電容量は、4人世帯であれば5kWh程度あればじゅうぶん夜間の使用に事足ります。

リチウムイオン電池の場合、使用するうちに蓄電容量が低下してくるので、少し余裕をもって大きめの容量を選んでおけば、より安心です。

そのほか選ぶ際に重視すべきポイントは、電池の寿命。蓄電池が消耗するのは避けられないことですが、耐用年数や寿命保証はしっかりとチェックし、思ったより早く消耗してしまった、すぐに保証が切れてしまった、などということがないように選びましょう。

また見過ごされがちですが、蓄電池は「どこに置くか」も大切。家庭用蓄電池(定置型)は、およそ100cm×30cm×120cm程度と、かなりサイズが大きいのです。

しかも、設置場所は高温や低温になりすぎず、結露しないことが条件。電線の引き回しによる電力損失を避けるため、配線もできるだけ短くしたいところです。

軽量コンパクトで壁掛け設置できるタイプは魅力的ですが、その分容量が小さいなどのデメリットがあることも。

自宅で優先したい機能は何か、逆にこれだけは譲れない機能は何か、事前に洗い出しておくと良いでしょう。

 

ちょっと注目、変わりダネ蓄電池

最新の蓄電池では、人工知能(AI)が搭載された蓄電池に注目を。AIがネットを介して天気予報をもとに発電量を予測したり、家庭でどう電気が使われたかを学習し自動制御してくれるので、効率的に電気を使うことができます。

太陽光発電は天候に左右されるうえ、電気の使い方も各家庭それぞれ。ライフスタイルに合わせて充電、売電を最適化してくれる機能は、大きなメリットになりそうです。

また、太陽光発電には欠かせない機器・パワーコンディショナーと一体型の蓄電池も要チェック。パワーコンディショナーの寿命は10〜15年と言われています。買い換えるタイミングで蓄電池一体型にすれば、省スペースになるだけでなく、直流を交流に変換する際の電力損失も、最小限にとどめることができます。

電気自動車を蓄電池代わりに使うアイデアも検討してみましょう。注目されているのが、車にためた電気を家で使う「V2H」(Vehicle to Home)というシステム。

専用のパワーコンディショナーが必要ですが、普段家で停まっている車を蓄電池として使うことができます。パワーコンディショナーと車の買い替えのタイミングが合わせられそうなら、ぜひ検討してみましょう。

 

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