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2020/08/30
BLOG 注文住宅の設計でお悩みの方必見!窓の設置でよくある失敗例とは?
注文住宅を建てた方が、失敗したと後悔することが多いポイントは「窓」です。
あまり気にならないように思えますが、その設計を失敗してしまうと生活に支障をきたすこともあります。
そこで今回は、注文住宅における窓の設置のポイントをご紹介します。
□窓の設置の失敗例とは?
住宅を建てる前には、同じように住宅を建てたことのある先輩の失敗談に学ぶことが賢明です。
以下では、窓の設置に関わる失敗例を詳しく見ていきましょう。
*窓が多すぎて、夏は暑く冬は寒い
窓の数には細心の注意を払ってください。
なぜなら、窓の数を増やしすぎると室温の変化が激しくなる恐れがあるからです。
窓の面している方角にもよりますが、窓を設置することで自然光を室内に取り込むことができます。
適度に太陽の光を浴びることは健康にいいですが、真夏や真冬になると話は別です。
真夏に窓からさんさんと太陽の光が注いでいる様子を想像してみてください。
ただでさえ外は暑いのに、室内も同じような気温になっては困りますよね。
窓の断熱性能は年々向上していますが、その性能を過信してたくさん窓をつけすぎないようにご注意ください。
*隣地や道路の目線が気になる
窓を増やすことのデメリットとしては、防犯性が下がることです。
道路や隣の家に面している窓を通して、家の中を覗き見られる可能性があります。
そこで、家のセキュリティを保つためには窓にカーテンをつけたり、一日中カーテンを閉めたりする必要があります。
せっかくの良いお天気でも、防犯面を気にして家の中が薄暗くなるのは嫌ですよね。
そのため、本当に必要がない場所に、窓の設置をすることはおすすめできません。
もし、窓の設置場所や設置個数に困った場合はプロのハウスメーカーや工務店に相談してみましょう。
□後悔しないための窓のセオリーとは?
窓の配置や個数で後悔しないためには「1部屋2個」という窓のセオリーを守りましょう。
この数は住居の風通しを良くするために、最低限必要だと考えられている窓の個数です。
これまで窓が多すぎることのデメリットを強調してきましたが、少なすぎてもいけません。
窓が1つしかないと、空気がうまく室内で循環しないからです。
プライバシーや採光というポイントに注意しながら、窓の設置を行うようにしてください。
□まとめ
今回は注文住宅における窓の失敗例とポイントをご紹介しました。
窓は、生活環境の快適さを左右する重要なポイントです。
窓の個数や設置する方角に関しては、プロに相談しつつ設計を進めていきましょう。