注文住宅の設計で頭を悩ませるポイントの一つとして、寝室のレイアウトの問題があります。
1日の疲れを取る場所として非常に重要だからこそ、考えるべきことも多くて大変ですよね。
そこで今回は注文住宅をお考えの方に、寝室のレイアウトを考える上でのポイントをご紹介します。
□寝室のレイアウトのポイントとは?
寝室のレイアウトを考える上で、基準となるポイントは3点あります。
以下で詳しく見ていきましょう。
最初は、ベッドで寝るか、布団で寝るかということです。
どのような寝具を使っているかで、必要になるスペースや収納の有無も決まってきますよね。
ベッドを利用されている方は、寝室の広さや配置、ベッドの大きさを基準として考えてください。
一方で布団を利用されている方は、布団の収納場所を考えることが大切です。
収納をおざなりにした結果、布団をしまう場所がないとなったら大変ですよね。
続いて、注目していただきたいポイントは遮光性と遮音性です。
夜、ゆっくりお休みになっている時に、外の車の音や街頭の光に邪魔をされて寝られないという事態は避けたいですよね。
特に寝室が道路に面している場合は、注意が必要です。
遮音性の高い窓を採用したり、目隠しとなるブラインドを取り入れたりと工夫をするようにしましょう。
最後は、寝室を他の用途にも使うかということです。
寝室は寝るだけでなく、就寝前の書斎や読書スペースとして活用することも多いでしょう。
そのような場合は、間取りに合わせてベッドの大きさや家具の配置を調整しなければなりません。
限られたスペースを多目的に使うことで、他の部屋を有効的に利用できます。
□スペースを有効に利用する工夫とは?
寝室のスペースにゆとりをもたせるためには、ベッドの周りにある程度の空間を確保することが大切です。
というのも、ベッドや布団の周りに物が溢れていると視覚的に部屋が窮屈に感じてしまうからです。
そこでおすすめなのが、ウォークインクローゼットを設置することです。
衣類や使わなくなった子供のおもちゃを集約してクローゼットの中に置けば、部屋の中も片付きますよね。
広めのスペースをとれば衣替えの必要性もなくなるため、家事の負担も減るでしょう。
□まとめ
今回は注文住宅でもカギとなる、寝室のレイアウトについてご紹介しました。
寝室の間取りを有効的に使うためには、ベッドの大きさや収納といったポイントが重要になってきます。
また、寝室で快適に過ごすためにも騒音問題やプライバシーについて留意するようにしてください。