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2022/01/25
ただあるだけじゃもったいない・・・パントリーを有効活用する考え方
毎日利用するキッチンだからこそ、すっきりと快適なスペースとして保ちたいキッチン。しっかり収納スペースを確保するためにパントリーをキッチンに設置するのも良いでしょう。しかし、何も考えずにパントリーを作っても、使い勝手が悪くパントリーを最大限活用出来なかったりする場合があります。そうならない為にもパントリーとキッチンの基本的な関係性を理解する必要があります。
・パントリーの理想的な奥行 ・パントリースペースだけ作って市販棚を利用する方法 ・ウォークインスルーのパントリーが便利 ・パントリーを使った適切な収納方法 ・まとめ |
パントリーの理想的な奥行
パントリーを作る際、あまり奥行を取りすぎないことが大切です。パントリーに収納するものは、調理器具や食品などキッチンで使用するものが多いです。従って、パントリーに収納するものは細かいものが多くなりがちです。奥行きのあるパントリーに食品や調味料などを収納してしまうと、取り出しにくくなってしまうことも考えられます。ライフスタイルやキッチンの間取りによっても異なりますが、パントリーを作るときに理想的とされる奥行きは30~40cmと言われます。「奥行きがある方がたくさんの食品を収納できるので便利」と考える方もいますが、奥行きがありすぎると食品や飲料品を取り出しにくくなるので注意しましょう。パントリーに奥行きを持たせるときは、棚を可動式にしたりウォークインタイプにしたりして収納物を管理しやすいような工夫をする必要があります。
パントリースペースだけ作って市販棚を利用する方法
パントリーを採用する際、棚の数が限られてしまい収納スペースがある程度決まってしまいやすいというデメリットがあります。作りつけのパントリーが大きすぎると、デッドスペースの空間が生まれてしまったり、逆に小さければ収納スペースが小さいなど使い勝手が悪くなってしまうこともあります。収納するアイテムの量に合わせ、後から棚の数を増やしたり間取りを変えたりしたい場合は、市販の棚を利用することも1つの方法といえます。
市販の棚をパントリーとして利用する場合、パントリー用のスペースとして開けておいたキッチンスペースに棚を置きます。あらかじめ棚数を調整できる製品を選んでおけば、棚内のスペースが許す限り収納場所を確保することができるのです。
市販の棚をパントリーとして利用する場合、キッチンの色合いやテイストに合った棚を選ぶようにしましょう。
棚だけが浮いてしまわず、キッチン全体のレイアウトにまとまりが生まれすっきりとした印象になります。
ウォークインスルーのパントリーが便利
大容量を収納するパントリーを欲しい方や、パントリーに収納した食品などをしっかり管理したい方にはウォークインスルーのパントリーがおすすめです。
出入口を2つにして、通り抜けができるようにしたパントリーです。収納力の高さに加えて、通り抜けができる動線の自由度がメリットです。買った物をパントリーに一時置きし、食品をキッチンの冷蔵庫に持っていくなどの動作がしやすくなります。
パントリーを使った適切な収納方法
前もって収納するアイテムを決めておく
その場その場でアイテムを収納していくとスペースが足りなくなり、使い勝手が悪くなるでしょう。パントリーを設置する際には、事前に何を収納するかを決めておくことが重要とされます。パントリーに収納する主なアイテムは以下の通りです。
・常温保存可能な食料品
・お菓子類
・フライパンや鍋などの調理器具
・災害用の非常食
・キッチンペーパーなどの日用品のストック
・ミキサーや炊飯器などの調理家電
・弁当箱や水筒
・掃除用具
収納するアイテムはライフスタイルや設置場所によっても異なります。家族で相談しながら、収納するアイテムを決めるのもよいでしょう。
中身が分かる収納を心がける
パントリーに物を収納する際は、見える収納を心掛けましょう。中身が分かるように収納すれば、余っている物や足りない物の把握も簡単です。スーパーマーケットで購入した商品を収納するときは、ジャンルごとで分けておくのがおすすめです。「飲料品」、「食品」、「調味料」のように分けて収納すれば、調理中でも必要な食材をすぐに見つけられて取り出せるでしょう。
目線を意識した収納
目線に合わせた収納を心掛けると使い勝手がさらに向上します。調味料や穀類など、普段から使用頻度の高い物は目線と同じ高さの場所に収納しましょう。手に取りやすい物を目立つ場所に置いておけば、使い勝手もよく便利です。目線の高い位置にはトイレットペーパーやキッチンペーパーなどを保管しましょう。また、地震での落下に配慮して、水や米などの重い物は低い場所に置くのがおすすめです。
まとめ
憧れのパントリーを設置する際には、パントリー内の奥行きの取り過ぎに注意したり、可動式の戸棚を採用したり工夫が必要です。また、パントリーを作る際に事前に収納アイテムをリストアップしておくことも、使い勝手に大きく関わります。
せっかくパントリーをつくるのであれば最大限活用できるように心がけましょう。