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2022/01/14
アイランドキッチンのメリット・デメリット
アイランドキッチンとは、壁からキッチンが離れて独立しており島(アイランド)のように設置されているキッチンです。おしゃれなデザインや解放感があることから人気のキッチンですが、「憧れてアイランドキッチンにしてみたが使いづらかった」なんてことがないように、アイランドキッチンの特徴、メリットだけではなくデメリットについてもしっかり把握しておくことが大切です。
・アイランドキッチンのメリット ・アイランドキッチンのデメリット ・アイランドキッチンのおすすめの間取りとは |
アイランドキッチンのメリット
おしゃれで開放感がある
アイランドキッチンは壁から離れて独立しているため、キッチンに居ながらも視界が広がり開放感があり、キッチンの周辺をぐるりと回れる自由な空間も魅力です。また、キッチンが空間の主役となっているので、空間デザインを考える上でもキッチンが大きな役割を果たすのがアイランドキッチンの魅力です。
おしゃれなデザイン性
アイランドキッチンに憧れている方は、そのおしゃれなデザイン性に魅力を感じている方も多いと思います。人気なキッチンだからこそメーカー各社も力を入れている商品なので、それぞれ特徴的なデザインのキッチンが豊富に販売されています。
コミュニケーションが取りやすい
キッチンの四方が壁に囲まれてないので、調理をしながらもリビングにいる家族とコミュニケーションを取ることができます。特に小さいお子様がいらっしゃる家庭でも、調理をしながら様子を確認できるので安心です。また、洗い物をしながらリビングにあるテレビを見ることもできます。
動線にすぐれている
キッチンの四方が壁に囲まれていないので、移動しやすいのもポイントです。複数人で調理する際に、配膳や補助がスムーズに行えることから、ホームパーティーをされるご家庭にも非常に適したキッチンになります。
アイランドキッチンのデメリット
小まめな整理整頓が必要
開放感があるということは裏を返せばキッチンが丸見えになるということです。キッチンの上に物が散乱しているところを来客者に見られたくない方は、常に整理整頓を心がける必要があります。
汚れや匂いが気になる
キッチンの周りを遮るものがないので、油や水があちこちに飛び跳ねてしまいます。さらに、油の含んだ煙やにおいが部屋中に広がるのもデメリットとして挙げられるでしょう。窓の位置の調整や高性能の換気扇を設置するなどの対策が必要です。
広いスペースが必要
キッチンのスペースとその周りの通路の幅を確保する必要があります。そのためスペースに限りがある住宅にアイランドキッチンを設置した場合、周りのリビングなどのスペースが狭くなる可能性もあります。図面上では広いLDKでも「アイランドキッチンを設置したら予想以上に狭くなってしまった。」なんてことにならないように、設置後のスペースをしっかりと意識する必要があります。
アイランドキッチンのおすすめの間取りとは
アイランドキッチンに対面にダイニング
キッチンの対面にダイニングを設けることにより、調理中も家族とコミュニケーションが取りやすくなります。ただし、配膳時などはダイニングまでキッチンをぐるりと一周しないといけないので、設計時にそのあたりを考慮する必要があります。
また、料理を一時的におけるスペースをアイランドに確保するのも良いでしょう。
アイランドキッチンの横にダイニング
キッチンの横にダイニングがある間取りです。こちらは特に縦長のLDKにおすすめの間取りになります。配膳や片付けがスムーズにできることが特徴です。キッチンの天板とダイニングテーブルが一体にすれば、作業場も広く確保できます。
ただし一体型は、キッチン台が高めに設定されている場合、ダイニングテーブルの天板まで合わせると椅子の高さと合わなくなる可能性も。小上がりにするなどして工夫する必要があります。
アイランドキッチンとカウンターテーブルを一体化
スペースが限られている且つ、普段食卓を囲む人数がカウンターテーブルに収まる場合、アイランドキッチンとカウンターテーブルを一体化させたタイプがおすすめです。テーブルを用意する必要がないので、その分を他のスペースとして使えます。さらに、食事を作ってからすぐに配膳できて楽に後片付けもできます。