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2021/12/18
暮らしやすい家の間取りプランを決める4つのポイント!
暮らしやすい家の間取りプランを決める4つのポイント!
家の間取りを考えるのは楽しいけれど、大変な作業でもあります。
家族みんなが暮らしやすい家、間取りにするというのは意外と難しく思ってしまいます。
そこでおすすめなのが、間取りの基本的な考え方について把握しておくということ。意見がぶつかっても妥協案を出しやすく、実際に住みやすい家になりやすいのです。
今回は家の間取りを決める4つの基本的な考え方について紹介します。
・家族の意見をまとめる ・コンセントの位置が満足度を左右する ・家の中に入る光と風を考える ・暮らしやすい家づくりには動線計画が大切 ・まとめ |
家族の意見をまとめる
家族で住む家は、家族全員の意見を取り入れたいものです。しかし、なかなか意見がまとまらない場合や意見が食い違ってしまうこともあります。家族間の話し合いをうまくまとめるには、どんな希望があるかを出しあうことから始めましょう。
次に、お互いが絶対にここだけは譲れないという条件を挙げていきましょう。
このときに、条件が全員一致していれば、それが家の間取り決めをするための判断材料になります。
問題になるのが、条件が一致しない場合です。もう一度その条件についてよく話し合いをして、それでも譲れないようであれば、出しあった条件のうちどれなら妥協できそうか、それぞれ妥協案を考えてみましょう。
コンセントの位置が満足度を左右する
コンセントが足りないといった事がみなさん一度は経験したことがあると思います。
しかし、コンセントは多ければ良いというものではありません。また、せっかくコンセントを設置したのに使えない位置にあると、生活していくうえでとても不便です。
そのため、配線計画は非常に大切な一つです。失敗しない考え方としては、設置する家具の配置をあらかじめ考えておくことです。せっかくリビングでのんびり過ごすことを想定していたのにテレビ線が遠いことで、ベストな位置にテレビが置けないこともあります。
コードを継ぎ足して使っていると、今度はコードに躓いて転倒してしまうことも想定されます。逆にコンセントが多すぎて使用していないコンセントがあった場合に、ホコリがたまって発火などが怖い……という人もいるかもしれません。
その場合は、ホコリや湿気を防止するためのプラグカバーを取り付けることをおすすめします。
家の中に入る光と風を考える
みなさんはなぜ、陽当りを気にするのか。答えは陽当りの悪い家は昼間であっても照明をつける必要があり、その分電気代がかかるのはもちろんのこと、気分も晴れません。
また、陽当りだけではなく風通しも気にするポイントではあると思います。
風が通らない家は空気や湿気がこもって、快適な住まいとは言えません。
採光と通風を確保するための間取りの考え方としては、窓の配置が重要です。
日中リビング等を明るく風通しの良い間取りにするなら、南側に大きな窓を取り付けて北側に風が通り抜けるための窓を設置するのが一般的です。
もし午前中にリビングで過ごすことが多いご家庭であれば、東側につけるのもおすすめです。ただし、南や東の窓はあくまでも一般論で、地形や立地環境によっては必ずしも南や東が最適とは言い切れませんが、ご家庭の家での生活時間帯を考慮することが大切です。
暮らしやすい家づくりには動線計画が大切
暮らしやすい家とは家族の生活動線計画がしっかりされている家と言えるでしょう。
動線の考え方は様々あるとは思いますが、まずは毎日する家事導線をベースに計画をたてるのが良いでしょう。家事は、毎日心地よく生活するうえで大切なことです。
逆に家事がスムーズに出来なければその分、時間が掛かるなどのストレスが溜まりやすくなってしまいます。1日の中での家事の時間を短縮することは快適な生活をおくるうえで必要です。
スムーズな家事動線を計画した家は、家事を主に行なう人だけではなく、ほかの家族にとっても使いやすい家になります。
暮らしやすさを重視するなら、まずは家事動線を決めましょう。家事動線が決まっていれば、ほかの生活動線も決めやすくなります。
まとめ
この先家族で何十年と住む家づくりに大切なことは、まず家族で意見を出し合うことです。
意見がぶつかってしまうこともあるかと思いますが、大切なのは実際に住んでみていかに住み心地が良いかということです。
注文住宅は住むかたの意見をより多く取り入れやすいことがメリットです。この先何十年と住む家なので、家族が満足できるまで話し合いをしてみてください。
また、当社では経験豊富な1級建築士の「建築家」が家族のライフスタイルに合った素晴らしい間取りをご提案しますので、ご安心してくださいね。